交通事故に遭った後、仕事復帰までに気を付けたい身体のケア
このようなことでお悩みではありませんか?
- むち打ち後、首・肩・背中に張りやコリが残り、長時間のデスクワークで悪化する
- 腰や骨盤まわりに鈍い痛みがあり、立ち仕事や家事で負担がかかる
- 腕や手にしびれ感が出て、パソコン作業や細かな作業がつらい
- 階段の上り下りや長時間の歩行で膝や足首が痛む
- 朝起きた直後に身体が固く、動き出すと痛みが強くなる
- 振動(車・自転車)や同じ姿勢の継続で症状がぶり返す
- 復帰後にどの程度の負荷から始めれば良いか分からない
- ストレッチやアイシングの正しいやり方・頻度に自信がない
上記に当てはまる方は、円町駅近くの当院へご相談ください。お身体の状態を見極め、仕事復帰までの最短ルートを一緒に設計します。

事故後の身体ケアとは?(仕事復帰までの基本方針)
交通事故による身体のダメージは、筋・筋膜・靭帯・関節包などの軟部組織に生じることが多く、炎症→修復→再教育(機能回復)という治癒の流れをたどります。
重要なのは「炎症が落ち着くまで待つ」のではなく、炎症を悪化させない範囲で適切に動かし、循環を保ち、機能低下を防ぐことです。復帰を急ぎ過ぎて痛みを我慢すると、代償動作(かばい動作)が癖づき、首〜肩甲帯、腰〜骨盤、膝〜足首などの連鎖的な不調を招きます。
ケアの柱は次の3つです。
1、炎症コントロール(安静の仕方・アイシング・ポジショニング)
2、組織修復を促す穏やかな手技・電気・温熱の使い分け
3、仕事に直結する動作の再教育(姿勢・可動性・筋力・持久力)
中京区での勤務・通学・家事動線に合わせ、通院頻度やセルフケア時間を現実的に組み立てることもポイントです。
事故後に起こりやすい身体の不調と原因
【首・肩(むち打ち)】
◆原因:追突などでの急な伸展・屈曲により、頸椎周囲の筋・靭帯・関節に微細損傷。
◆症状:可動域制限、首〜肩甲骨周囲の張り、頭を支えるだけで疲れる、腕のしびれ。
◆注意:早期から強いストレッチは禁物。アイシングと荷重・姿勢管理を優先。
【背中・胸郭】
◆原因:シートベルトや衝撃で肋間筋・広背筋などが過緊張。
◆症状:深呼吸時の違和感、長時間座位での背部痛、肩の挙上制限。
◆注意:呼吸を止めずに動ける範囲のモビライゼーションで胸郭のしなやかさを回復。
【腰・骨盤】
◆原因:衝撃吸収の中心となり、筋膜や仙腸関節、椎間関節に負担。
◆症状:朝のこわばり、屈伸や起き上がりでの痛み、片脚立ちでの不安定感。
◆注意:過度の前屈・反らしを避け、ニュートラル姿勢でコアを再学習。
【膝・足首】
◆原因:踏ん張り・ブレーキ動作で靭帯・腱に負荷、アライメントも崩れやすい。
◆症状:階段・長歩行での痛み、腫れ、ぐらつき感。
◆注意:アイシング→圧迫→挙上の基本と、荷重コントロール(杖・サポーターの適切使用)。
>ふたば鍼灸整骨院の施術と、仕事復帰までのステップ
【ステップ1:まず整える】
◆楽な姿勢で休む(首は前かがみ過ぎず、腰は丸め過ぎず)
◆冷やす/温めるは「気持ちよい側」を選ぶ(迷ったら、最初は短時間で様子見)
◆長時間同じ姿勢を避け、こまめに体勢を変える
◆水分と睡眠を確保し、体の回復力を邪魔しない
【ステップ2:少しずつ動きを戻す】
◆朝と夜に“やさしい動き”を数分だけ(首・肩・背中・腰・足首を大きくではなく“なめらかに”)
◆家や職場でできる範囲の“ながらケア”(立ち上がるついでに背伸び、コピー待ちで足首回し等)
◆症状が軽い日を基準に、「翌日に残らない量」で回数を増やす
【ステップ3:仕事仕様に慣らす】
◆デスクワーク:モニターの高さ・椅子の座面・肘の支えを見直し、20〜30分ごとに小休憩
◆立ち仕事:靴と中敷き、荷物の持ち方を工夫し、左右に重心が片寄らないよう意識
◆運転業務:座席位置を体に合わせ、出発前に首まわりを軽くほぐす
◆共通:一気に元の量へ戻さず、数日~数週かけて段階的に負荷を上げる
<セルフケアのコツ>
◆「痛みが増えない・翌日に残らない」ラインで止める
◆休憩タイマーを使い、こまめに体勢を変える
◆朝晩1~2分の“やさしい動き”を習慣化
◆湯船につかる日は短めにして様子をみる
◆荷物は片側に寄せすぎない(背負う・分けるなどで負担分散)
◆困ったら無理をせず、早めに専門家へ相談
<受診・通院の目安>
◆痛みや腫れが強まる/しびれが広がる
◆夜間痛で眠れない、または朝のこわばりが続く
◆家事・仕事の一部がつらくて進まない
◆3日ほど様子を見ても変化が乏しい、または良くなってはぶり返す
こうした場合は、自己判断で我慢せず一度ご連絡ください。円町駅から通いやすい当院では、短時間でも続けやすい計画をご提案します。
最後に:
交通事故後の職場復帰は、「悪化させないで整える→少しずつ動きを戻す→仕事仕様に慣らす」という順序を守り、同じ姿勢を長く続けない・翌日に痛みを残さない範囲で活動量を段階的に増やすことが近道です。モニターや椅子の高さ、靴や荷物の持ち方など日常環境を小さく整えるだけでも負担は確実に減ります。痛みや腫れの増悪、しびれの広がり、夜間痛、朝の強いこわばり、良くなってはぶり返す状態が続く場合は自己判断で我慢せず、早めに専門家へ評価を依頼してください。中京区・円町駅近くのふたば鍼灸整骨院では、お仕事や家事・通勤手段に合わせた現実的なケア計画と再発予防までを丁寧にご提案いたします。