ストレートネックと診断された方へ
円町ふたば鍼灸整骨院です。
本日のブログではストレートネックについて詳しく解説をしていきます。
上記写真をご確認下さい。首の骨(頚椎)は7つの骨で構成されており、通常は逆C字状の形を維持しております。ストレートネックは言葉の通り、頚椎のカーブがなくなり真っすぐに伸びてしまう症状です。一般的に交通事故等の追突事故で発生しやすい症状です。
ストレートネックになるとどうなる?!
ストレートネックになると、首の骨である頚椎が押しつぶされて変形したり、頚椎どうしの隙間が狭くなったりします。その結果、頸椎の中を通る動脈が圧迫されて血行不良が生じ、首や肩こり、腰痛などを招く場合があります。ストレートネックの症状が悪化してしまうと、首や肩に痛みやハリを感じやすくなります。さらに症状が進行してしまうと、手に痺れや脱力感などの症状が現れます。また頭痛なども感じやすくなり、自律神経にも影響を及ぼしやすいです。よくある事例として追突事故に遭遇してしまった際に、痛みが軽微なので我慢をしてしまう患者様が多くいらっしゃいますが、痛みが軽微であったとしても必ず専門医療機関を利用するよう心掛けてください。
ストレートネックの原因とは?
先ほどお伝えしましたように、交通事故の追突事故がストレートネックになりやすい発生原因ですが、昨今はスマートフォンの普及に伴いデバイスの使い過ぎで症状が発生するケースが多数確認できております。
【原因①】姿勢の問題
長時間の不適切な姿勢、特に前かがみの姿勢や頭を前に突き出した状態が原因となることがあります。
【原因②】筋肉の不均衡
頚部の筋肉がバランスを失い、一部の筋肉が過度に緊張することが原因となります。
【原因➂】デバイスの使用(スマホ等)
スマートフォンやコンピュータの使用に伴う、長時間の首の前傾がストレートネックを引き起こすことがあります。
【原因④】外傷
頚部の怪我や交通事故事故によっても、ストレートネックが発生することがあります。
ストレートネックの改善と予防のための対策
【対策①】良好な姿勢の維持
長時間同じ姿勢を避け、正しい姿勢を保つことが重要です。
【対策②】頸椎のストレッチと運動
適切なストレッチや強化運動を行い、頸部の筋肉をバランス良く発達させることが役立ちます。
【対策➂】頭の位置の調整
デバイスの使用時に頭を前に突き出さないように気をつけ、モニターや画面の高さを調整することが重要です。
【対策④】休憩の取得
長時間の作業やデバイス使用の後には、定期的に休憩をとり、首や肩の疲れを軽減することが大切です。
【対策⑤】定期的な運動
全身の運動やストレングス・トレーニングを定期的に行い、筋肉のバランスを維持することが予防につながります。
【対策⑥】専門家の診察
症状が続く場合や重篤な場合には、医師や理学療法士などの専門家に相談し、適切な治療を受けることが大切です。
当院でのストレートネック治療について
当院でもストレートネックの専門治療を提供しております。徒手検査と呼ばれる体に負担がかからない手技による検査にて頚椎の歪みを確認していきます。その後整体治療(骨格調整)にて元の状態に戻す調整を行うことで痛みの早期改善を図ります。病院でストレートネックと診断されて、痛みが改善されずお困りの方は当院にご相談下さい。